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2011 年度 研究成果報告書

漢字政策の改定が漢字使用に及ぼす影響に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21720167
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語学
研究機関大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所

研究代表者

小椋 秀樹  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語資源研究系, 准教授 (00321547)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード文字
研究概要

本研究は,漢字政策の改定が,実際の漢字使用にどのような影響を及ぼしたかを,大規模データに基づく漢字使用の実態調査から明らかにするものである。漢字政策の改定が漢字使用に影響を与えた例として,次のようなことが明らかとなった。
(1)当用漢字補正資料の削除候補字28字の中には,書き換え(附属→付属,濫用→乱用,膨脹→膨張,遵守→順守)が定着した等のことにより,頻度を下げている字がある。
(2)常用漢字表(昭和56年)追加95字のうち78字(82.1%)が『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の雑誌データで上位2000位以内に出現しており,常用漢字として定着が進んでいる。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] コーパスに基づく現代語表記のゆれの調査-BCCWJコアデータを資料として-2012

    • 著者名/発表者名
      小椋秀樹
    • 雑誌名

      第1回コーパス日本語学ワークショップ予稿集

      ページ: 321-328

  • [雑誌論文] 漢字使用の実態-表外訓・表外字の使用について-2011

    • 著者名/発表者名
      小椋秀樹
    • 雑誌名

      国文学解釈と鑑賞

      巻: 76巻1号 ページ: 67-75

  • [学会発表] コーパスに基づく現代語表記のゆれの調査-BCCWJコアデータを資料として-2012

    • 著者名/発表者名
      小椋秀樹
    • 学会等名
      第1回コーパス日本語学ワークショップ
    • 発表場所
      国立国語研究所
    • 年月日
      2012-03-06
  • [学会発表] 『現代日本語書き言葉均衡コーパス』における現代語表記のゆれ2011

    • 著者名/発表者名
      小椋秀樹
    • 学会等名
      第98回国語語彙史研究会
    • 発表場所
      奈良女子大学
    • 年月日
      2011-09-18

URL: 

公開日: 2013-07-31  

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