研究課題
若手研究(B)
本研究では,英語史における空主語(pro)の消失・動詞第二位語順(V2)の消失・動詞屈折接辞衰退の相関関係を,極小主義理論の枠組みを用いて考察した。より具体的には,proの消失は直接的にはV2の消失によって,また間接的には動詞屈折接辞の衰退によってもたらされたことを明らかにし,当該の変化を説明するための理論モデルを構築した。さらに,このモデルを心理動詞likeが現れる構文の通時的変化に適用し,与格経験者項が主格経験者項に置き換えられた過程を分析した。
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近代英語研究 27
ページ: 75-99
Second Language 9
ページ: 63-82
Eichosha, Tokyo
ページ: 217-230