研究課題
若手研究(B)
出羽三山は、山形県庄内地方に所在し、修験(山伏)が活動した霊山である。本研究は18世紀後半~19世紀前半に、出羽三山修験の布教によってその信仰が地域社会に浸透・定着する過程とその特質を解明することを目的とした。とくに、庄内出身の湯殿山行人である鐵門海が布教した方法、および、その信仰の受容により表出する地域社会の結合形態を個別具体的に解明するとともに、日本近代の個人と共同体のあり方を展望した。
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社会文化史学
巻: 52号 ページ: 75-94
http://ci.nii.ac.jp/naid/40016717976