研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、戦後日本において、医療をふくむ生活問題を対象にした諸運動がもった意味について、明らかにすることである。その成果は、(1)1960年代後半から70年代に、主に主婦たちが、地域でグループを作り、食品の安全、医療、福祉問題などに取り組んだ生活学校運動の存在を明らかにしたこと、(2)埼玉県の大井医院を中心とする農村医療運動に注目し、1万5千点を超える大井医院関係史料の調査と整理を行ったことで、戦後日本の医療運動、戦後の地域社会の変容を検討するための基盤を整えたこと、である。
すべて 2013 2012 2010
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (3件)
部落問題研究
巻: 205号