研究課題
若手研究(B)
大規模な新田開発により、近世前期に日本の耕地は倍増した。水田が造成されたことで自然環境が一変したのだが、これが環境破壊なのかどうかは意見がわかれている。そこで近世の自然環境の豊かさを検証するため、水田に棲息する生き物に注目した。たとえば、ヒトからみれば水田は耕地にしかすぎないが、魚・貝・鳥といった生き物から見れば水辺となる。その水辺に多くの生き物が棲み、豊かな生態系が成り立っていたこと、すなわち近世型生態系が成り立っていたことが明らかになった。
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人間科学
巻: 27号 ページ: 181-204
地理歴史人類学論集
巻: 2号 ページ: 7-56
琉大アジア研究
巻: 9号 ページ: 113-117