研究課題
若手研究(B)
11~13世紀に、中国西北部のユーラシア大陸の東西を結ぶ交易路を支配していた西夏王国が実施していた交通制度、特に西夏の公的な使者が所持していた身分証(符牌)の制度について、西夏時代の遺跡から出土した西夏語の文献を用いて研究を行なった。本研究によって、西夏の身分証の制度のいくつかが、前近代の中央ユーラシア諸国家の制度と共通している点があること、またいくつかの制度には西夏独自のものもあることが明らかになった。
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西夏研究
巻: (掲載決定済み)
Tanguts in Central Asia in pre-Mongol Age
西北出土文献研究
巻: 9 ページ: 101-120
遼金西夏研究の現在
巻: 3 ページ: 87-106
巻: 8 ページ: 101-120