研究課題
若手研究(B)
本研究はオランダおよびインドネシアの文書館における文献調査と現地でのオーラルヒストリー調査を通して、近代インドネシアにおける婚姻の制度化の歴史を、オランダ植民地政府、現地知識人、村落社会という三つの視点から考察した。特に、伝統的に母系制を維持する社会慣習を守りながら、一方でイスラームという父系的な宗教規範が根強いスマトラ島ミナンカバウ社会を中心に分析し、植民地社会に存在した多様な規範が交錯する社会空間を明らかにした。
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学術研究と人道支援. 2009年西スマトラ地震で壊れたもの・作られるもの
ページ: 37-39
支援の現場と研究をつなぐ. 2009年西スマトラ地震におけるジェンダー、コミュニティ、情報
ページ: 42-46