研究課題
若手研究(B)
本研究は、6世紀末から7世紀初の高句麗の対倭外交について、隋・唐、百済・新羅、倭の動向と関連づけて総合的に分析し、当該期の高句麗の対外政策のなかに位置づけ、その意義を追求したものである。従来、高句麗の対倭外交は、隋・唐との対立を直接的な原因として展開されたと考えられてきたが、研究の結果、高句麗の対倭外交は、隋・唐との対立を前提としつつも、直接的には朝鮮半島における高句麗の対新羅戦略と深く関わって展開したことを明らかにし、古代東アジア諸情勢理解に新たな視点を提示した。
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『2010年新羅学国際学術大会論文集(7世紀東亜細亜〓 新羅)』第四輯(慶州市・新羅文化遺産研究院)
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