研究課題
若手研究(B)
本研究の課題は、帝政期ロシアの政府や社会が、辺境・民族地域に対してどのような眼差しをもち、どう帝国の臣民を統合しようとしたのかを、教育政策を分析することで具体的に明らかにすることであった。研究の成果として、(1)ロシア帝国の中央部の初等教育政策の特性が解明され、(2)それが辺境地域の教育政策とどのような連関にあったのかが考察され、(3)さらにそうした成果をもとに、帝政期ロシアの統没構造の特徴が展望として示された。
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歴史学研究
ページ: 57-60
ロシア史研究
巻: 第90号 ページ: 43-65
東京大学大学院人文社会系研究科
地域研究
巻: Vol.10No.2 ページ: 6-13