研究課題
若手研究(B)
ローマ元首政期におけるギリシア・ルネサンスの大きなうねりの下,帝国中央の政治支配層やギリシア文化圏各地の都市上層が抱くようになっていた「古のアテネ」への「あこがれ」に着目した。彼らのそうした「あこがれ」を投影・具現化された同時代アテネが,ローマ帝国の文化首都的存在へと変容していった過程を,パンヘレニオン都市同盟や,ヘロデス・アッティクス父子といったアテネ内外の視点から明らかにした。
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史窓
巻: 68 ページ: 211-222
古代文化
巻: 62-1 ページ: 82-89