研究課題
若手研究(B)
本研究は、両大戦間期のイギリス、特に1920年代前半から中葉にかけての経済政策の実態を、主として政府と経済界の公文書を繙くことによって考察したものである。第1次世界大戦後の経済不況を受けて、当時のイギリス経済はさまざまなミクロの構造問題を抱えていたにもかかわらず、政府や経済界はマクロの視点から問題の解決を画策した。しかも両者の間にはその解決方法をめぐって微妙な問題意識の違いというものが存在していた。
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青山学院女子短期大学紀要
巻: 64 ページ: 77-90