• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

配列解析を援用した原宿・表参道におけるストリートファッションの形成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21720303
研究機関首都大学東京

研究代表者

矢部 直人  首都大学東京, 都市環境科学研究科, 助教 (10534068)

キーワードアパレル産業 / ストリートファッション / 海外生産 / 商業集積 / 裏原宿
研究概要

本研究は,裏原宿における小売店集積が形成された要因を検討した上で,小売店の集積がアパレルの生産体制に与える影響を明らかにすることを目的とする.この目的を明らかにするため,集積の要因に関しては,ネットワークK関数による空間分析と不動産業者への聞き取り調査を行った.また,小売店集積がアパレル生産に与える影響に関しては,小売店,商社への聞き取り調査を行った.裏原宿に小売店の集積が形成された要因は,店舗の供給側から見ると,1980年代後半のバブル経済期に,不動産開発が住宅地の内部まで進んだことが大きい.一方,店舗に出店するテナント側では,人脈を使った出店が行われていた.小売店の集積が,アパレル生産に与える影響は二つあった.一つは,消費者の情報を商品企画に生かすことであった.もう一つは,小売店が生産工程を商社に外注することによって,中国における小ロット生産が可能になったことである.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Review of Fashion's World Cities by Christopher Breward and David Gilbert2010

    • 著者名/発表者名
      Yabe, N.
    • 雑誌名

      Geographical Review of Japan

      巻: 82 ページ: 207-208

  • [雑誌論文] GPSデータに対する配列解析の援用2010

    • 著者名/発表者名
      矢部直人
    • 雑誌名

      地理情報システム学会講演論文集

      巻: 19(CD-ROM)

  • [学会発表] GPSデータに対する配列解析の援用2010

    • 著者名/発表者名
      矢部直人
    • 学会等名
      第19回地理情報システム学会学術研究発表大会
    • 発表場所
      京都・立命館大学
    • 年月日
      2010-10-24

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi