研究課題
若手研究(B)
本研究においては、朝鮮王朝時代の官製交通体系の要であった駅制を、現場において経済的に支えた駅村の景観を、地理学的に復原することを目的とした。2009年度は駅誌を初めとした文献研究を、2010年度は現地調査を中心に行った。駅地図が伝えられている察訪本駅13カ所を分析対象とした。その結果、駅地図か風水地理説を核とした観念的世界観で描かれている一方、駅施設や馬堂など実際の施設立地にも、そうした世界観が強く反映されていることが確認された。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (1件)
立命館地理学 Vo122
ページ: 59-74
大韓地理学会誌 vo145、No.5
ページ: 647-668
交通史研究 Vol.72
ページ: 55-73