研究課題
若手研究(B)
ケニア共和国は、資源をめぐる様々な葛藤を抱え込んできたが、その発現の一つに2008年に深刻化した大統領選挙後の紛争があった。人々は大きな試練に見舞われ、多数の人が故郷を追われて国内避難民となったが、ケニア山周辺の資源を融通して社会を回生させる様々な実践もあった。ケニア山からの水資源は、ケニア最大の水田地帯に暮らす人びとの生活も支えている。本研究では、ケニア共和国の中央高地を中心とした地域社会を対象として、これまで実施した個別実証的な研究を基礎に開発政策の影響を受ける東アフリカ地域における比較研究を行い、開発と文化の連関を考察した。
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季刊民族学
巻: 137巻 ページ: 57-92
聖心女子大学論叢
巻: 114号 ページ: 73-98
国際開発学研究
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