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2011 年度 研究成果報告書

開発援助のフィールドワークにおける介入性に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21720330
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関日本福祉大学

研究代表者

小國 和子  日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 准教授 (20513568)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード開発人類学 / 国際協力 / フィールドワーク
研究概要

本研究では、文化人類学的調査の過程であるフィールドワークに焦点をあて、人類学実践から開発援助への寄与の可能性を検討することを狙いとする。このため、「場」を鍵概念として、調査者を含む様々な出会いや相互作用が生じるさまを観察対象とした。事例群の考察を通して、調査者の「人々の現実に寄り添う」姿勢や視点、問いのありかたが、援助現場において特徴的なコミットメントとしてみえてきた。このようなフィールドワーカーのその場へのかかわりは、相互作用的な実践スキルとして、人々を分野別の問題対象と見がちな制度的支援現場において意義を有するのではないかと結論づけられた。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2012 2011 2010 2009

すべて 学会発表 (4件) 図書 (4件)

  • [学会発表] 顔の見えるストーリーを活かす:トラキ/ブギス混住農村における共同調査の事例より2011

    • 著者名/発表者名
      小國和子
    • 学会等名
      国際開発学会
    • 発表場所
      名古屋大学(愛知)
    • 年月日
      2011-11-26
  • [学会発表] 支援事業を日常的実践に近づける:カンボジアにおける農村開発現場の事例から2011

    • 著者名/発表者名
      小國和子
    • 学会等名
      日本文化人類学会
    • 発表場所
      法政大学(東京)
    • 年月日
      2011-06-12
  • [学会発表] 農村開発支援のフィールドワーク-長期的視点から支援のインパクトを描く-2010

    • 著者名/発表者名
      小國和子
    • 学会等名
      国際開発学会
    • 発表場所
      早稲田大学(東京)
    • 年月日
      2010-12-05
  • [学会発表] 開発実践のフィールドワーク2009

    • 著者名/発表者名
      小國和子
    • 学会等名
      国際開発学会
    • 発表場所
      日本大学(神奈川)
    • 年月日
      2009-06-05
  • [図書] 「アクターとしての調査実践-場に誘われ、寄り添う」穂坂光彦・平野隆之・吉村輝彦(編)『福祉社会の開発:場の形成と支援ワーク(仮題)』2012

    • 著者名/発表者名
      小國和子
    • 出版者
      ミネルヴァ書房(出版予定)
  • [図書] 支援のフィールドワーク開発と福祉の現場から2011

    • 著者名/発表者名
      小國和子・亀井伸孝・飯嶋秀治
    • 総ページ数
      253
    • 出版者
      世界思想社
  • [図書] 「開発現象のフィールドワーク」、日本文化人類学会監修、鏡味治也・関根康正・橋本和也・森山工(編)『フィールドワーカーズ・ハンドブック』2011

    • 著者名/発表者名
      小國和子
    • 総ページ数
      223-243
    • 出版者
      世界思想社
  • [図書] 「開発援助実践のフィールドワーク」、佐藤寛・藤掛洋子(編)『開発援助と人類学~冷戦・蜜月・パートナーシップ』2011

    • 著者名/発表者名
      小國和子
    • 総ページ数
      128-153
    • 出版者
      明石書店

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公開日: 2013-07-31  

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