アメリカの表現の自由論に関して、主に、フェミニズムとの関係や人種差別的言論についての文献を参照してきた。また、フランスの表現の自由論との関係も探り、関係する研究会にも出席した。後者については、より文献を参照し、思考をまとめる必要があるが、前者に関しては、論文の形でのアウトプットを2つ試みている。1つは、日本の表現の自由に関して(インターネットにおける表現の自由と法規制の関係)論じたものである(近刊)。もう1つは現在、取り組んでいるが、アメリカの表現の自由に関してである。この論文は、アメリカの表現の自由について、研究課題である特殊性を放送に関する判決を題材として論じたいと考えている。この論文の後に、より研究課題に直接的にアプローチするアウトプットを計画している。
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