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2011 年度 研究成果報告書

知的財産法制の「実質化」傾向に関する機能的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21730105
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 新領域法学
研究機関神戸大学

研究代表者

島並 良  神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (20282535)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード知的財産法 / 特許法 / 著作権法
研究概要

本研究は、本来は物権的な「形式権」として構築されてきた知的財産権が、さまざまな点で不法行為的な「実質権」へと変容を見せている現状(知的財産法制の「実質化」傾向)を分析し、主に「法と経済学」の手法を用いつつ、知的財産法制の望ましい姿を探求するものである。
本研究では、一見すると何ら関連がないように見える喫緊の諸課題((1)特許権の均等侵害論、(2)著作権の侵害主体拡張論(間接侵害論)、(3)特許権の差止請求制限論、(4)著作権のフェアユース規定導入論など)を、「実質化」という一貫した視点から横断的・包括的に検討対象とし、それら諸課題の整合的解決策(解釈論・立法論)を提言した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2012 2011 2010

すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 通常実施権について(総論)2012

    • 著者名/発表者名
      島並良
    • 雑誌名

      日本工業所有権法学会年報

      巻: 35巻

  • [雑誌論文] 特許要件2012

    • 著者名/発表者名
      島並良
    • 雑誌名

      専門訴訟講座6特許訴訟

      巻: 6巻(上) ページ: 45-56

  • [雑誌論文] 一知的財産法学者から見た日本における知的財産法と独占禁止法2011

    • 著者名/発表者名
      島並良
    • 雑誌名

      公正取引

      巻: 731巻 ページ: 10-15

  • [雑誌論文] 電子書籍と著作権2011

    • 著者名/発表者名
      島並良
    • 雑誌名

      年報知的財産法2011

      ページ: 236-243

  • [雑誌論文] 知的財産権侵害の差止めに代わる金銭的救済2010

    • 著者名/発表者名
      島並良
    • 雑誌名

      知的財産法の新しい流れ

      ページ: 669-679

  • [学会発表] 通常実施権について(総論)2011

    • 著者名/発表者名
      島並良
    • 学会等名
      日本工業所有権法学会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2011-05-28
  • [図書] 岐路に立つ特許制度2012

    • 著者名/発表者名
      島並良
    • 出版者
      知的財産研究所

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公開日: 2013-07-31  

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