研究課題
若手研究(B)
本研究の成果は、統一ドイツの福祉国家の特徴と、その政治的動力源を明らかにした点にある。つまり、ドイツ福祉国家は、従来の比較政治経済学で指摘されてきたような保守主義的特徴だけでなく、社民的な要素を持ち合わせていたこと、そしてその形成にあたっては保守主義勢力だけでなく社民主義勢力も重要な役割を果たしたこと、これらの二点を解き明かした。なお、これらの研究成果をまとめたものが、『現代ドイツ福祉国家の政治経済学』(ミネルヴァ書房より2009年12月に刊行)である。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)
法学論叢 166(1)
ページ: 50-69