研究課題
若手研究(B)
日本のアジアとの関係は1990年代後半から雲行きが怪しくなり、1990年代の国際関係の構造変動の中で、日本は他のAPECメンバーとの間で孤立するようになった。日中両政府はきわめて困難な時期を迎えながらも、APEC等の会議がペースメーカーの働きをしたことや多国間主義の会議を繰り返し開いていたことが、日中関係の緩和の契機を作り出した。フォーラム・ショッピングの問題はあれ、一方で地域枠組みの増殖の環境こそ、二国間対立を緩和することにもつながることもあることが明らかになった。
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横浜国際経済法学
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