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2010 年度 実績報告書

レジーム間相互作用促進アクターの研究

研究課題

研究課題/領域番号 21730146
研究機関立命館大学

研究代表者

足立 研幾  立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (70361300)

キーワード国際レジーム / 国際制度 / 国際機関 / 重複レジーム / レジーム間相互作用 / NGO / 政府間関係
研究概要

平成22年度は、前年度に引き続き、レジーム間の相互作用に関する理論的な研究を進めていった。そうした中で、重複し合うレジーム間の調整に関する研究がほとんど行われていないことが分かり、今年度はこの点について集中的に考察を進めた。その成果については、日本国際政治学会の部会において研究報告を行うとともに、その報告を基にした論文をまとめ公刊した。
また、ワシントンDCにおいて、NGOや、政府関係者がレジーム間相互作用にいかにかかわっているのかという点について実証的な研究もおこなった。その成果の一部として、そうした調査によって見えてきた政府関係者の認識を踏まえつつ、レジーム間関係と政府間関係について整理した論考、「グローバル化時代の政府間関係」をまとめた。
民間企業や、国際機関が、レジーム間相互作用や、ガヴァナンスにいかにかかわっているのかという点については、国際学会International Studies Associationにおいて、「Competing Authorities in Southeast-Asia : the Normative Authority of International Organizations and unforeseen Local Political Responses」というパネルを、パスカル・ハッチャー氏らとともに企画した。当日は、そのパネルの司会を務め、東南アジア地域における、ガバナンスの在り方について研究報告・議論を行った。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 重複レジーム間の調整に関する一考察2011

    • 著者名/発表者名
      足立研幾
    • 雑誌名

      立命館国際研究

      巻: 23巻3号 ページ: 423-438

  • [雑誌論文] 通常兵器分野の軍縮・軍備管理-レジーム密度上昇とそのインパクト2010

    • 著者名/発表者名
      足立研幾
    • 雑誌名

      国際安全保障

      巻: 第37巻4号 ページ: 1-13

  • [学会発表] パイル名「Competing Authorities in Southeast-Asia : the Normative Authority of International Organizations and unforeseen Local Political Responses」2011

    • 著者名/発表者名
      足立研幾(パネル企画・司会)
    • 学会等名
      International Studies Association
    • 発表場所
      モントリオール(カナダ)
    • 年月日
      2011-03-19
  • [学会発表] 重複レジーム間の調整に関する一考察2010

    • 著者名/発表者名
      足立研幾
    • 学会等名
      日本国際政治学会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター(北海道)
    • 年月日
      2010-10-30
  • [図書] エティック国際関係学(奥田宏司・佐藤誠・原毅彦・文京洙編)(「グローバル化時代の政府間関係」執筆)2011

    • 著者名/発表者名
      足立研幾
    • 総ページ数
      85-102(296)
    • 出版者
      東信堂
  • [図書] 現代カナダを知るための57章(竹中豊・飯野正子編)(「カナダ外交の特質-「アイデンティティ」「対米関係」「国益」のトリレンマ」執筆)2010

    • 著者名/発表者名
      足立研幾
    • 総ページ数
      247-251(372)
    • 出版者
      明石書店

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公開日: 2012-07-19  

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