研究課題
若手研究(B)
家計経済研究所が実施している「消費生活に関するパネル調査」から日本人男性の労働所得パネルデータを作成し,労働所得変動モデルの推定を行った.標本選択,計測誤差,学歴,職業差といっ ス諸要因を考慮した後,所得プロファイル不均一モデルが統計的に棄却できないことを明らかにした.この結果は,労働所得変動の増加を持続性の高い確率的ショックに求める既存の仮定に疑問を呈するものであり,米国データによる最近の研究結果と整合的である.
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University of Tsukuba Department of Social Systems and Management Discussion Paper Series
巻: No.1290 ページ: 1-58
http://www.sk.tsukuba.ac.jp/SSM/libraries/list1276.php