研究課題
若手研究(B)
本研究は実証と理論の両面で進めた。まず実証面では労働力調査個票データを匿名化し、匿名化手法のリスクや有用性を実証研究するための基盤を構築した。また実証の妥当性を確保し、日本の匿名化実務について指針を得るため、外国の先進的事例を調査してまとめた。理論面では、リスク評価の対象として頻出する疎な分割表の挙動を説明するため、極限条件付き複合ポアソン分布族の性質を評価した。特に、ベル多項式に依存した新しい漸近論を提案した。
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Annals of the Institute of Statistic al Mathematics (To Appear)
日本統計学会誌 Vol.40
ページ: 23-45
http://stat.w3.kanazawa-u.ac.jp/owner/papers.html