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2013 年度 実績報告書

発展途上国農村部における信用事業の展開と地域経済の変容

研究課題

研究課題/領域番号 21730196
研究機関群馬県立女子大学

研究代表者

布田 朝子  群馬県立女子大学, 国際コミュニケーション学部, 講師 (40533815)

研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2014-03-31
キーワード農村開発 / 貧困削減 / 開発経済学 / 開発研究 / マイクロファイナンス / ミャンマー
研究概要

今年度の研究実績は、主に以下の3点にまとめられる。
第1に、当初の計画通り、ミャンマーで補足調査を実施した。具体的には、研究対象の一つであるマイクロファイナンス事業とその関連事業に関して、国連開発計画(UNDP)ミャンマーなどを訪問し、最新情報のインタビューと資料収集を実施した。マイクロファイナンスに関する2011年の法律制定に関連し、重要な資料を入手することができた。
第2に、丹念な調整の結果、上記補足調査の約2か月後、さらに詳細な情報・資料収集ができる機会を作ることができたので、再度現地を訪問する運びとなった。このときは、詳細なインタビューと資料収集を行った。具体的には、研究対象の一つであるマイクロファイナンス関連事業が2013年で完了したのに伴い、これまでの事業の詳細なデータを収集し、完了に至る経緯の事実確認、および今後の見通しについてインタビューを実施した。これらのデータや情報は、2011年の新政権発足以降、時々刻々と変化する現地の状況を把握して分析するために不可欠であり、本研究において大変重要なものであるため、それらが入手できたことはとても大きな成果であった。
第3に、ミャンマーでの2011年の新政権発足以降、研究対象分野においては法制度の整備をはじめ、国際機関や国際NGOの活動範囲などについて大幅な変化があったため、それらの情報整理を実施した。まずは、情報整理の一部を書籍の一節として発表し、また、前述の調査で25年度に収集したデータと資料をもとに、データの加工と分析作業を実施した。政情などの影響を受けて新政権下のデータを収集できたタイミングが本研究期間の最後になったため、最新情報を踏まえた分析結果は、ひきつづき翌年度中に行う予定で進める。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 「農村の変化―貧困の現状と解決への試み―」田村克己・松田正彦編著『ミャンマーを知るための60章』2013

    • 著者名/発表者名
      布田朝子
    • 総ページ数
      138-142
    • 出版者
      明石書店

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公開日: 2015-05-28  

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