研究課題
若手研究(B)
本研究では、新たなTFPmeasureの計測を試み、そもそも生産性の高い企業が産業から退出しているかどうか、従来型のTFPと比較しながら分析を行った。その結果、事業所間のTFP格差は、伝統的なTFP指標である収入ベースのTFP(TFPR)よりも、物的TFP(TFPQ)の方が大きく、また事業所間TFP格差の持続性は高いことがわかった。物的産出量と価格の間には負の相関関係が観察された。このことは事業所が、右下がりの需要曲線に直面していることと、伝統的なTFP指標は需要ショックの影響を受けていることを示唆している。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 図書 (1件) 備考 (1件)
経済研究
巻: 第63巻1号 ページ: 28-41
Seoul Journal of Economics
巻: Vol.24, No.3 ページ: 287-331
RIETI Discussion Paper Series
巻: 11-E-064 ページ: 1-25
世界同時不況と景気循環分析
ページ: 331-348
金融経済研究
巻: 第30号 ページ: 1-20
Public Policy Review
巻: vol.6 no.2 ページ: 261-286
日本銀行ワーキングペーパーシリーズ
巻: 10-J-8 ページ: 1-68
財団法人日本生産性本部、生産性白書2009年版
ページ: 17-26
http://www2.toyo.ac.jp/~takizawa/