研究課題
若手研究(B)
本研究では、我が国における「医療格差」の存在を需要サイドから明らかにしている。この結果、消費者によるかかりつけ医療施設の選択行動の分析から、医療サービス需給のミスマッチから生まれる非効率性の存在が、また、救急医療サービスの需要分析からは救急利用頻度と医療機関へのアクセシビリティとの関係性が明らかになった。さらに所得階層間における医療サービス不平等の存在など、今後の我が国の医療政策を検討するうえで非常に有益な知見が得られている。
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