研究課題
若手研究(B)
1960年代・70年代の資源産業における米系企業と英系企業の比較研究を行った。垂直統合モデルとは採掘と精錬の2部門を保有する米系企業の経営モデルであり、水平統合モデルとは採掘部門に特化し鉱物を多角化した英系企業の経営モデルを指す。1970年代の途上国における資源国有化と米国内での工業生産停滞が米系の垂直統合モデルを衰退させた。他方で、西欧・日本の工業生産増加の恩恵を受け精錬部門の負担のなかった英系の水平統合モデルが高い成果を上げた。
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