研究課題
若手研究(B)
ジョン・ブライトは、19世紀中葉のイギリスにおいて、社会運動・政治運動の指導者だけでなく国会議員として活躍した。本研究では、第一に、徳冨蘆花のブライトの伝記から第二次世界大戦後の学術的研究という、日本におけるブライトの紹介・受容の過程と歴史的背景を示した。第二に、ブライトと1857-1889年の間に出身選挙区であったバーミンガムとの関係について、同時代の出版物や公共的団体資料の分析から、ブライトに関する公論の形成について明らかにした。
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史学雑誌
巻: 119巻5号 ページ: 324-331