研究全体の目的は、大学等における希少性疾病関連分野の研究を発展させ、国内における希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の新規市場を創出し、それを発展・定着させることである。本研究では、その中でも、当該分野における人財(知財[知的な財産]と対になる言葉として人財[人という財産]という言葉を用いる)に焦点をあて、市場創出および発展に必要であろう様々な人財像を明らかにした上で、それらの人財に必要な知識提供手法、および助成の在り方を検討し、当該研究分野及び市場の更なる活性化に関する政策提言を担当府省に対し行っていく。 平成22年度(繰り越し)は、海外患者会-市場の連携状況を調査した。具体的には、中国(上海地域)および台湾にて、患者の視点からみた医薬品市場への期待に閥する意識を調査した。
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