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2011 年度 実績報告書

耐久消費財に関する製品世代進化と普及状況に応じた消費者行動の変容

研究課題

研究課題/領域番号 21730340
研究機関作新学院大学

研究代表者

樋口 徹  作新学院大学, 経営学部, 教授 (70337426)

キーワードライフサイクル / 民生用エレクトロニクス製品 / イノベーション / 新規購買 / リピート購買 / 買い増し / 買い替え
研究概要

平成23年度は学会発表1度、そして投稿論文を2本投稿し、研究成果を公開する段階に入った。平成23年5月29日に熊本学園大学で行われた日本商業学会の全国大会において、「VTR製品およびDVD製品の購買履歴に関する分析」というタイトルで発表した。平成23年9月には「民生用情報通信機器の普及過程の研究を通じた新たなライフサイクル理論の可能性」を日本経営学会誌に投稿し、採択された。この論文では、既存の製品ライフサイクル(PLC)などのライフサイクル理論が現実とはかけ離れていることおよびステージ区分があいまいであることを指摘し、普及率に基づく実用的な分析枠組みを提示した。平成24年2月には、平成23年5月29日に発表した内容を「代替関係にある異なる製品群間の移行プロセスに関する考察」として投稿した。この論文では、既存のライフサイクルではあまり焦点を与えられることのなかった後半部分に着目し、旧製品から新製品に移り変わる様子をVTRからDVDへの移行プロセスを消費者のパネルデータから分析した。平成23年度に行った研究の意義は実用的なライフサイクルを生み出すことにある。そのために、需要を消費者のタイプと購買形態に区分けし、

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

昨年度内には、日本商業学の全国大会会での発表および論文を2本投稿した。投稿した論文の一つは日本経営学会誌への掲載が確定し、もう一つは現在審査中である。

今後の研究の推進方策

現在、査読結果待ちの論文を掲載に向け準備を進めることが目先の課題です。今までの一連の研究では消費者サイドの長期的な購買行動の把握に重点を置いてきたが、今後はサプライチェーンマネジメントに応用するための研究を開始する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 民生用情報通信機器の普及過程の研究を通じた新たなライフサイクル理論の可能性2012

    • 著者名/発表者名
      樋口徹
    • 雑誌名

      日本経営学会誌

      巻: 29 ページ: 3-16

    • URL

      http://ci.nii.ac.jp/naid/110009470524

    • 査読あり
  • [学会発表] VTR製品およびDVD製品の購買履歴に関する分析2011

    • 著者名/発表者名
      樋口徹
    • 学会等名
      日本商業学会
    • 発表場所
      熊本学園大学
    • 年月日
      2011-05-29

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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