• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 研究成果報告書

包括利益概念に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21730381
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関東海大学

研究代表者

松原 沙織  東海大学, 政治経済学部, 講師 (10514961)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード財務会計 / 包括利益 / 純利益 / 繰延ヘッジ損益 / 新株予約権
研究概要

包括利益計上の意味を明らかにするため,特定項目が包括利益へ与える影響について適合する可能性のある構成要素(繰延ヘッジ損益,新株予約権)に着目し検討を行った.繰延ヘッジ損益について検討した結果,包括利益計算の本質の一端として,ヘッジ会計を否定した利益概念であることが導かれた.さらに新株予約権について検討した結果,米国および日本では,概念フレームワーク上親会社説に基づく純利益と経済的単一体説に基づく包括利益を共存させているが,新株予約権に対する捉まえ方の相違により,連結上利益計算へ与える影響が異なることが明らかとなった.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 新株予約権に関する検討-包括利益計算に関連付けて2010

    • 著者名/発表者名
      松原沙織
    • 雑誌名

      横浜国際社会科学研究 Vol.15 No14

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 繰延ヘッジ損益の処理方法に関する検討-包括利益計算の視点より2009

    • 著者名/発表者名
      松原沙織
    • 雑誌名

      文明 No.14

      ページ: 49-60

    • 査読あり
  • [学会発表] 繰延ヘッジ損益に関する検討-包括利益計算の視点より2010

    • 著者名/発表者名
      松原沙織
    • 学会等名
      日本会計研究学会第69回大会自由論題報告
    • 発表場所
      東洋大学
    • 年月日
      2010-09-10

URL: 

公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi