研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、市場原理に対応する個別農家の存続戦略と地域連携体としての「村」の特質を実証的に明らかにすることである。事例研究をとおして、農家の存続にあたって生産-生活組織の単位となる「地区」が、(1)産地間競争を勝ち抜くための社会的工夫として、(2)後継者育成の役割を担う単位として活用されていることを明らかにした。生活保障としての「家」の歴史的継続性を確認し、こうした家を単位とした生活保障の論理が今日の集落のまとまりにとって極めて重要であることが明らかになった。
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http://www.sp.is.tohoku.ac.jp/makino/indexhtml