研究課題
若手研究(B)
パーソンズの社会学理論を基盤としながら、現代社会の生命医療倫理の再構成・創成に向けて、今日における実践的な応用可能性を示すことにおいて一定程度の成果を得た。パーソンズの晩年期の理論構成の解明、メディアとしての健康概念の理論的布置、医療生命倫理論の現代的な再解釈において、学術的に前進させることができた。社会学理論の古典としてのパーソンズを現代社会の状況から問い直し、その結節点を示した点で、今後の学術的発展に一定の意義をもつものである。
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