研究課題
若手研究(B)
バーデン・ヴュルテンベルク州はベルリンやハンブルクと比べ保守的な地域として有名であり、「保守の牙城」とされてきた。しかしながら、緑の党が成功している地域とされていた。本研究は、保守的な地域における緑の党を再検討することを目的とする。シュットットガルトを中心としたシュヴァーベン地方では、「シュットットガルト21」計画に対する反対運動を契機として、緑の党が躍進した。検討の結果、緑の運動の背景として、「根気強く取り組み発明する」「考える伝統」「価値的保守」があることが明らかになった。
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環境社会学研究
ページ: 166-179
総合環境研究
巻: 13(2) ページ: 47-54