研究課題
若手研究(B)
改革開放以降の中国の社会意識の変化に関わる各種の言説を考察することによって80年代と90年代以降という二つの大きな区切りがあり、人々の意識やその表象に決定的な影響を及ぼすものがそれぞれ「正しさ」の論理と「できる」論理であると結論した。また、社会現実を語る際に用いられる時代的ディスコースの変化は、90年代の「奮闘」(頑張っていること)から2008年前後の「棟梁」(成功そのもの)に移っていくという重心の転移があったのである。
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北東アジア研究 第20号
ページ: 81-107
http://hamada.u-shimane.ac.jp/research/organization/near/41kenkyu/kenkyu20.data/20-07_wang.pdf