研究課題
若手研究(B)
本研究は、英米仏においてデザインやアートの分野で活動する移住者を対象に調査を行った。調査の結果、作り手の「日本らしさ」への愛着によってナショナル・アイデンティティが再生産されているのではなく、デザイン/アート界における人種関係と、それに基づくネットワークや交渉が「日本らしさ」の構築を促していることが明らかになった。またこのような移住者は、トランスナショナリズム的活動(2国間の移動、2言語の使用等)を行っていても、ナショナルな帰属意識を抱き続けていることが明らかになった。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
アジア太平洋研究(成蹊大学アジア太平洋センター)
巻: 37号(掲載予定)
International Journal of Japanese Sociology(日本社会学会)
巻: Vol.20 ページ: 43-58
DOI:10.1111/j.1475-6781.2011.01147.x
マス・コミュニケーション研究(日本マス・コミュニケーション学会)
巻: 79号 ページ: 45-61
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008687427.