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2009 年度 実績報告書

市民参加における国際協力活動の可能性と今後の課題

研究課題

研究課題/領域番号 21730444
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

高橋 真央  お茶の水女子大学, グローバル協力センター, 講師 (50401609)

キーワードボランティア / 福祉NPO / 国際協力 / 市民参加
研究概要

平成21年度は、「ボランティア」に関する概念について文献や資料収集から分析を行った。さらに、国際協力に関わるNGO・NPO団体やJICA等の関係者などにインタビュー調査を行いながら、「国際協力に個人レベルで関わる市民が、なぜ開発途上国の支援活動にボランティアベースで関わるのか」についてまとめていく作業を行った。
また本年度は、研究代表者が学生などを対象にアフガニスタンやハイチへの支援活動を実際に行いながら、「国際協力」と「ボランティア」の二つのキーワードから「ボランティア」の持つ特性について考え、まとめていく作業を行った。
活動と研究を進めて行くにしたがって、「開発途上国の支援活動」に関心が高く、実際に活動を行っている割合が高い世代として、学生・シニア層に偏っていることが分かった。ただし、彼らの能力の活かし方や、関心については、異なっていることも分かってきた。また、女子学生においては、「女性・子ども・母親」といったキーワードに共感し、活動に参加したという動機を持つ数が多いことが見受けられた。
平成22年度は、このデータをふまえ、関西地域を中心にして、ローカルな活動から開発途上国の問題に関わり、それをサポートしているボランティアやNGO会員を対象にインタビューやフォーカスグループディスカッションを行い、彼らの活動の動機、原動力、そして希望について聞き、研究をまとめていく。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 市民参加と国際協力事業-アフガニスタン女性教員研修を事例として-2009

    • 著者名/発表者名
      高橋真央
    • 雑誌名

      ボランティア学研究 9巻

      ページ: 59-80

    • 査読あり
  • [学会発表] 21世紀における Voluntary Action と社会2010

    • 著者名/発表者名
      高橋真央
    • 学会等名
      国際ボランティア学会
    • 発表場所
      総合地球環境研究所
    • 年月日
      2010-03-07

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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