社会資源の開発に向けた支援者エンパワメントに関する研究

2010 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21730468
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 社会福祉学
• 研究機関: 山梨学院大学
• 研究代表者: 竹端 寛 山梨学院大学, 法学部, 准教授 (90410381)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• キーワード: エンパワメント / 社会資源 / 障害者福祉 / マクロ・ソーシャルワーク / 社会起業家

研究概要

障害福祉領域の支援者が、地域支援において求められる課題について考察した。本研究から、(1)障害者を地域で支える仕組みを作る為に、社会起業家精神を持った支援者が帰納論的方法論を身につけて現場の実践を変える必要があること、(2)このプロセスを支援者が身につける為には、法律や既存の社会資源等の所与の前提(枠組み)を疑い、組み替え、何かを創り出す為の、支援者エンパワメント(=再トレーニング)が必要であることがわかった。

研究成果

• [雑誌論文] ニーズ積み上げ型か、予算上限型か (2011)
  • 著者名/発表者名: 竹端寛
  • 雑誌名: 季刊福祉労働 124印刷中
• [雑誌論文] ボランタリーアクションの未来:障害者福祉政策における社会起業家の視点から (2010)
  • 著者名/発表者名: 竹端寛
  • 雑誌名: ボランティア学研究 Vol10. ページ: 1-24
  • 査読あり
• [学会発表] 支援現場に求められるメゾレベルの帰納論的方法論 (2011)
  • 著者名/発表者名: 竹端寛
  • 学会等名: 福祉社会学会第9回大会
  • 発表場所: 首都大学東京
  • 年月日: 2011-06-11
• [学会発表] Where should the Japanese disability policy go? From the comparison to the long-term care social insurance system in Japan (2010)
  • 著者名/発表者名: Hiroshi TAKEBATA
  • 学会等名: 7th East Asian Social Policy (EASP) research network International Conference
  • 発表場所: Sogang University, Korea
  • 年月日: 20100820-20100821
• [学会発表] 障害福祉政策における中範囲理論の可能性-ソーシャルワークと福祉政策の「あいだ」- (2010)
  • 著者名/発表者名: 竹端寛
  • 学会等名: 福祉社会学会第8回大会
  • 発表場所: 九州大学箱崎地区文系キャンパス
  • 年月日: 2010-05-29
• [学会発表] Bridging social policy and social work : a training course of disability policy formulation and social work skills for front-line municipal bureaucrats (2009)
  • 著者名/発表者名: Hiroshi Takebata
  • 学会等名: The 6th East Asia Social Policy research network (EASP) international conference
  • 発表場所: University of Sheffield, UK
  • 年月日: 20090703-20090704
• [学会発表] 障害福祉政策における政府間関係と市民参画-「特別アドバイザー」から見えた課題- (2009)
  • 著者名/発表者名: 竹端寛
  • 学会等名: 福祉社会学会第7回大会
  • 発表場所: 日本福祉大学
  • 年月日: 2009-06-07