研究課題
若手研究(B)
これまでの文化心理学の研究は、内省指標や行動指標を用い、心の性質に関するさまざまな文化差を見出してきた。例えば、アメリカ人と比較し、日本人は自らの望ましくない特性に注目しやすく、また感情的発話の理解において、その協調性の高さを反映し、語調に対して注意を向けやすいことが知られている。本研究では、事象関連脳電位(ERP)に注目し、日本人を対象にそれらに関連した実験を行い、脳電位を指標とした場合にも行動指標と同様の結果が見出されることを示した。
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
Social Cognitive and Affective Neuroscience 5
ページ: 307-317
http://www2.kobe-u.ac.jp/~ishiik/