研究課題
若手研究(B)
本研究は、危険作業上のルール逸脱行為を防ぐ教育手法の一つであるリスク体験型手法に焦点を当てた。この手法は、他の手法によるリスク提示に比べ、被験者の危険回避行動を促した。ただそれは、リスク認識改善によるというよりは、手がかり刺激に対する単純反応であることが推測された。また、このようなリスク体験手法の利用は、特に能力的に自身の行動基準と実際の行動との間が乖離しやすい場合に有効であることが示された。ただ、連続してリスク体験を提供することにより高い講習効果が急激に減衰し得る可能性も示唆された。
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SICE-SCMSI(計測自動制御学会英文論文誌)
巻: Vol.5,No.6 ページ: 326-334