研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、他者行動を正確に予測するための認知的共感性プロセスを明らかにすることにあった。対人場面における注視を分析した結果、情動的共感性が高い人ほど、他者の表情をよく見ており、認知的共感性の一つである想像的共感性が高い人ほど顔を中心に注意を配分していた。この比率は予測の正確さと関連していた。想像的共感性が他者の感情を自己の内部にシミュレートする推測プロセスに関与していることが示唆された。
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心理学研究
巻: 81(2) ページ: 149-157
Letters on Evolutionary Behavioral Science
巻: 1(2) ページ: 31-34