平成21年度から22年度にかけて、兵庫県下の公立小学校の協力のもと、6歳から12歳までの小学生およびその保護者28名を対象に写真投影法による調査を実施し、子どもの危険認知の特徴を明らかにした。また、全校生徒の保護者285名を対象に子どもと地域に関する縦断的安全意識調査を実施し、安全マップの利用による安全意識の向上を確認した。平成23年度は、委託業者と地域の危険-不安情報を提供するデータベースシステム及びWebサイトの構築を行った。このシステムはWebを通じて、登録ボランティアからの投稿によって最新の情報を収集し、発達段階に応じた情報を提供できる。
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