研究課題
若手研究(B)
本研究ではASD児と定型発達児を対象とし,自伝的記憶(自伝)の想起に影響を及ぼすいくつかの要因について検討した。その結果, ASD群と定型発達群の自伝の想起はそれぞれ,異なるタイプのストーリーナラティブ能力と関連している可能性が示された。また,定型発達児の学習活動についての自伝の想起には,動機づけがほとんど影響しないが, ASD児では,自律性が低下すると,その自伝の想起に困難が生じる可能性が示された。
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国立特別支援教育総合研究所紀要
巻: 39 ページ: 45-54