研究課題
若手研究(B)
本研究は、脳内エネルギー代謝と睡眠などの高次脳機能との関連メカニズムについて明らかにすることを目的とした。脂質代謝と密接な関連のあるPPARsやAMPKのアゴニストや活性薬はマウスの睡眠を深くするとともに、情動行動にも影響を及ぼした。また絶食後の再摂餌の時間を調節することで、その後の睡眠の深さに変化が認められた。本研究の結果から、脳内脂質代謝は中枢のPPARsやAMPKを介して、睡眠や情動系などの脳機能の調節に関与している可能性が示唆された。
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Physiology & Behavior in press
Neuroscience 167
ページ: 573-582
Neuropharmacology 57
ページ: 369-374