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2013 年度 実績報告書

小学校英語における文字指導に関するカリキュラムの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 21730621
研究機関立命館大学

研究代表者

赤沢 真世  立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (60508430)

研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2014-03-31
キーワード教育学 / 外国語活動 / 文字指導 / カリキュラム / 評価 / ホール・ランゲージ / フォニックス
研究概要

最終年度である本年度は、文字指導をめぐっての現状の整理やカリキュラム試案を発信すること、および教材例を元にした文字指導の小冊子を作成することを目標として研究を進めた。研究の二つの柱のそれぞれについて、具体的には以下の研究を行った。
1.アメリカの入門期英語教育における文字指導の在り方についての研究:近年注目されてきた文字指導の前提としてのフォニックス指導をめぐって、新たにその前提としての「音素への気付き」「音韻認識能力」(原語:Phonological Awareness, Phonemic Awareness)の議論が深められてきた。7月にはアメリカ・ニューヨークで行われるWhole Language Umbrella(子どもの言語経験を重視するアプローチを進める現場教師・大学教員を中心とした研究団体)の年次大会に参加し、こうした能力の指導の必要性、具体的指導方法についての議論に参加したほか、現地での文献や指導教材の資料収集を行った。
2.小学校におけるアクション・リサーチによる文字指導の研究:小学校外国語活動における「音韻認識能力」を意識した取り組みについて、授業見学および分析を行った。また、「音韻認識能力」という観点から外国語活動ならびに中学校入門期の教材(教科書、指導書、ワークブック)の再分析を行い、文字指導についてのカリキュラム試案をより整理した。
なお、1.を踏まえた2.の教材分析については2013年10月の日本教育方法学会にて学会発表を行い、発信した。さらに2.のカリキュラム試案は、外国語活動における文字指導のパンフレット『英語の文字 発見!ノート』を作成し、授業研究で関わる小学校現場に配布した。今後、フィードバックを得て、改良を行うとともに、音韻認識を意識した文字学習の実施を展開していきたい。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2014 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 英語科におけるパフォーマンス評価の意義と課題 ――E.FORUMスタンダード第一次案作成を通して――2014

    • 著者名/発表者名
      赤沢 真世
    • 雑誌名

      京都大学大学院教育学研究科E.FORUM「スタンダード作り」成果報告書

      巻: 1 ページ: 155,166

  • [雑誌論文] 草津市におけるスポーツフェスティバルが児童の運動有能感にもたらす効果の検討2014

    • 著者名/発表者名
      赤沢真世・小沢道紀・大友智
    • 雑誌名

      立命館教職教育研究

      巻: 1 ページ: 5,14

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 小学校英語教科化の課題-これまでの実践の蓄積を整理して発展させる-2014

    • 著者名/発表者名
      赤沢 真世
    • 雑誌名

      季刊 子どもを「育てる」教師のチカラ

      巻: 2014夏号 ページ: 34,35

  • [学会発表] 小学校外国語活動における文字指導 ―子どもの言語経験からフォニックスへのつながりを意識して―

    • 著者名/発表者名
      赤沢 真世
    • 学会等名
      日本教育方法学会第53回全国大会
    • 発表場所
      埼玉大学,埼玉県
  • [備考] 立命館大学 学術研究者情報データベース

    • URL

      http://research-db.ritsumei.ac.jp/Profiles/80/0007961/profile.html

  • [備考] 立命館大学スポーツ健康科学部 教員紹介

    • URL

      http://www.ritsumei.ac.jp/sahs/html/virtual/akazawa.html

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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