• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

ヴィゴツキーの発達論を手がかりとした幼年期カリキュラムに関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21730625
研究機関広島大学

研究代表者

岡花 祈一郎  広島大学, 大学院・教育学研究科, 助手 (50512555)

キーワードヴィゴツキー / 発達 / 保幼小連携 / カリキュラム
研究概要

本年度は,研究課題であるヴィゴツキーの一次資料を収集し,幼年期の発達に関して理論的に整理することを目的とし,以下の通り実施した。
1, 現在の幼年期カリキュラムにおいて,ヴィゴツキーがどのように位置づけられているのかを欧米圏のカリキュラムに焦点をあて先行研究を検討した。その成果は,日本教育方法学会第45回大会で"幼年期カリキュラムにおけるヴィゴツキーの位置づけに関する検討"と題して発表した。
2, 2009年11月にロシア人文大学で開催されたヴィゴツキー記念国際会議第10回大会へ参加し,資料収集とヴィゴツキー研究者と意見交流を行ってきた。同大学にあるヴィゴツキー資料館およびモスクワ国立図書館で児童学に関する資料を収集してきた。
現在,その資料をデジタル化し,整理している段階であるが,児童学資料のなかの「崩壊」いう概念に着目して整理したものを、教育学研究紀要第55巻に"ヴィゴツキー発達論における「崩壊」"と題して投稿し刊行された。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ヴィゴツキー発達論における「崩壊」2009

    • 著者名/発表者名
      岡花祈一郎
    • 雑誌名

      教育学研究紀要 第55巻

      ページ: 1-5

  • [雑誌論文] 保育における最近接発達領域に関する検討2009

    • 著者名/発表者名
      岡花祈一郎, ほか
    • 雑誌名

      幼年教育研究年報 第31巻

      ページ: 131-137

  • [学会発表] ヴィゴツキー発達論における「崩壊」に関する検討2009

    • 著者名/発表者名
      岡花祈一郎
    • 学会等名
      中国四国教育学会第61回大会
    • 発表場所
      島根大学
    • 年月日
      2009-11-22
  • [学会発表] 幼年期カリキュラムにおけるヴィゴツキーの位置づけに関する検討2009

    • 著者名/発表者名
      岡花祈一郎
    • 学会等名
      日本教育方法学会第45回大会
    • 発表場所
      香川大学
    • 年月日
      2009-09-27

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi