研究課題
若手研究(B)
本研究は、ドイツ市民社会および近代教育生成期を担った通俗的絵入り啓蒙書における身体をめぐる知見を、図像とテキスト、そして読者と書物の相互作用(メディア)という観点から分析するものであった。具体的には汎愛派教育家、教育学の父ペスタロッチ、観相学者ラヴァターなどの著作において図像が近代市民および教育者、子どもにどのように影響を及ぼしたのかを実証的に読み解き、近代教育のこれまで顧みられてこなかった端緒を教育哲学会やドイツの歴史的人間学雑誌で明らかにしたことが研究成果である。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
教育哲学研究(教育哲学会編) 第101号
ページ: 78-99
Ein internationaler Workshop zur japanischen Korperkultur.(邦語タイトル「身体の秘められた力と型によるその伝達日本の身体文化についての国際ワークショップ」)herausgegeben von Gunter Gebauer/Christopf Wulf,"Paragrana"Bd. 18-1
ページ: 281-303