研究課題
若手研究(B)
シュタイナーの人間観および芸術論に基づいて、彼の世界認識のあり方や言語における芸術性に関する主張を明らかにした。しかしそれは、言語の構造上の仕組みや特質に着目したものであり、言語と世界の認識がどのように関連しているのか、言及したものではなかった。そこで、フリッツ・マウトナーの言語批判論を参照枠としながら、シュタイナーは、言語で世界を固定するのではなく、生き生きとした動的な言語表現を用いることで、世界を有機的に理解することができる点を示唆したのであった。
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近代教育フォーラム
巻: 第20号 ページ: 188-191
聖徳大学研究紀要
巻: 第21号 ページ: 39-46