研究課題
若手研究(B)
本研究では、これまでの教育史研究で注目されることの無かった学校図書館について歴史的研究を行った。大正新教育期の新教育方法に関する言説の分析や、新教育実践校での学校図書館実践に焦点を当てながら考察したものである。その結果、大正新教育期において、学校図書館は、すでに学習に不可欠な存在として想定されていたこと、また、教育方法や教科の内容そのものとリンクして、おのずとカリキュラムそのものを構成する重要なファクターとして機能していたことを明らかにした。
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南九州大学人間発達研究 第1巻
ページ: 13-24
南九州大学子どもの学び研究所テクニカルレポート No.10
ページ: 1-16