本研究では、4カ国7種類の平和教育カリキュラムを比較検討し、平和構築コンピテンシーのコアコンピテンシーと効果的な平和教育カリキュラムの開発方法を明らかにした。(1)ナショナルスタンダードとの関係を表示して学力保障を行う方法、(2)平和教育のコアコンピテンシーである非暴力的解決能力を効果的に育成する内容構成と教授学習方法(探求型学習・経験学習)、(3)生徒の学びのプロセスに直接還元できるコンピテンシー評価方法と基準などである。また、地域のカリキュラムを有効活用しつつ行う平和教育カリキュラムマネジメントモデルとコンピテンシー評価規準開発モデルを作成した
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