研究課題
若手研究(B)
本研究は、子ども期に家族崩壊を経験した者を対象に面接調査を実施し、彼らが遭遇する社会的困難や課題について明らかにしながら、家族崩壊の再生産要因について分析することを目的としたものである。調査の結果、定位家族での家族崩壊経験について被害経験を客観的に説明できると同時に、生殖家族において、今度は自分自身が加害者となるのではないかという不安を抱えること、それには性別・年齢・崩壊に至った原因による傾向はみられないことが明らかになった。
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日本教育社会学会編教育社会学研究
巻: 第88集 ページ: 119-138
日本子ども社会学会編子ども社会研究
巻: 第15号 ページ: 65-71